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12月, 2024の投稿を表示しています

年が明ける(としがあける)

・意味 新しい年が始まる。新年となる。 ・文章 これらの規則は年が明けるまでは実施されないだろう。

冬立つ(ふゆたつ)

・意味 暦の上で冬になる。立冬になる。 ・文章 冬立つや背中合わせの宮と寺。

雪と墨(ゆきとすみ)

・意味 物事の正反対であること。また、違いのはなはだしいことのたとえ。 ・文章 僕と彼は双子の兄弟だけれども、性格はまるで雪と墨のようだと先生に言われてしまった。

灰燼に帰す(かいじんにきす)

・意味 跡形もなくすっかり焼けてしまう。灰燼と化す。 ・文章 歴史的建造物が火災により灰燼に帰した。

猛虎の猶予するは蜂蠆の螫を致すに如かず(もうこのゆうよするはほうたいのせきをいたすにしかず)

・意味 猛虎はどんなに強くても、ためらっていては、蜂やサソリがちくりと刺すのにも及ばない。力ある者でも決断力がなく実行しなければ、無力でなんの役にも立たない。 ・文章 猛虎の猶予するは蜂蠆の螫を致すに如かずという言葉。

鷺を烏(さぎをからす)

・意味 物の道理をことさら言い曲げること。 ・文章 鷺を烏と言いくるめる。

児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)

・意味 子孫のために財産を残すと、それに頼って努力をしないので、財産を残さない。西郷隆盛の詩の中に出てくる言葉。 ・文章 ある程度の財産をもっている人で、児孫のために美田を買わずということを実行できる人が何人いるでしょうか。

大勇は怯なるが如し(たいゆうはきょうなるがごとし)

・意味 真に勇気ある人は、むやみに人と争うようなことはしないから、一見おくびょう者に見える。 ・文章 上司に諫言してもめるのは、一概に勇気とは言えない。大勇は怯なるが如しだ。

遠慮無ければ近憂あり(えんりょなければきんゆうあり)

・意味 遠い将来のことを考えずにいると、必ず目前に心配事が起こる。 ・文章 遠慮無ければ近憂ありというが、将来の事なんて見当もつかないじゃないか。

満更でもない(まんざらでもない)

・意味 まったくだめだというわけではない。必ずしも悪くはない。また、かなりよい。 ・文章  傲慢な世襲がどれだけ献金を貰っても、満更でもないを表情でニヤついていると思うと蹴り倒したくなる。

鯛の尾より鰯の頭(たいのおよりいわしのあたま)

・意味 大きい団体で人の後に従うよりは、小さな団体でもそのかしらとなるほうがよいということ。 ・文章 欧米人などは鯛の尾より鰯の頭という意識が強そうだが、安定を好む日本人はそうはいかないだろう。

闘雀人を恐れず(とうじゃくひとをおそれず)

・意味 弱い雀のような鳥でも必死で戦っているときは、人が近づいても恐れない。 ・文章 ゲームに夢中で家事を全くしなかったら、母から闘雀人を恐れずと嫌味を言われた。

勝てば官軍負ければ賊軍(かてばかんぐんまければぞくぐん)

・意味 戦いに勝ったほうが正義になり、負けたほうが不義となる。道理はどうあれ強い者が正義者となるというたとえ。勝てば官軍。 ・文章 どのような試合であったとしても、勝てば官軍負ければ賊軍であることに間違いはない。

辻褄が合う(つじつまがあう)

・意味 筋道がよく通る。理屈が合う。 ・文章 その説明であれば、辻褄が合うね。

矢も盾もたまらない(やもたてもたまらない)

・意味 思い詰めて、こらえることができない。気がせいて、じっとしていられない。 ・文章 早く社員に知らせるべきです。社員も矢も盾もたまらず待っております。

二の句が継げない(にのくがつげない)

・意味 次に言う言葉が出てこない。あきれたり驚いたりして、次に言うべき言葉を失う。 ・文章 なんて発言をする人だ。二の句が継げない。

獅子の分け前(ししのわけまえ)

・意味 強者が、弱者を働かせて得た利益を独占すること。 ・文章 獅子の分け前は、イソップ寓話の一種です。

花は桜木人は武士(はなはさくらぎひとはぶし)

・意味 花では桜が第一であるように、人では潔い武士が第一であるということ。 ・文章 花は桜木人は武士という言葉のように、祖父は自分の体の限界を悟り、延命治療を望まず、潔く来るべきその瞬間を受け入れた。

金は天下の回り物(かねはてんかのまわりもの)

・意味 金銭は一つ所にとどまっているものはなく、今持っている者もいつか失ったり、今ない者もいつか手に入れたりする。金は天下の回り持ち。 ・文章 金は天下の回り物であると信じて、人助けをした。

仇をなす(あだをなす)

・意味 恨みに思う。かたきとみる。 ・文章 国王に仇をなす。

人生意気に感ず(じんせいいきにかんず)

・意味 人は他人の意気に感じて努力するものであり、金銭や名誉欲のためにするのではない。 ・文章 人生意気に感ずをモットーにしている棟梁は、本当に家を愛している施主としか仕事をしない頑固者である。

倶に天を戴かず(ともにてんをいただかず)

・意味 相手とは殺すか殺されるかの関係で、一緒にはこの世に生きていられない。あだ打ちの、かたい決意を述べた言葉。 文章 彼は、倶に天を戴かずの仇なので仲良くすることはできません。

力尽きる(ちからつきる)

・意味 持っている力をすべて使い果たし、それ以上の力が出せなくなる。 ・文章 彼は力尽きた。

首を切る(くびをきる)

・意味 免職・解雇する。 ・文章 彼女は、ライバル会社にデザインを漏らした疑惑で首を切られることになったのだった。