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7月, 2023の投稿を表示しています

李下に冠を正さず(りかにかんむりをたださず)

・意味 人から疑いをかけられるような行いは避けるべきであるということのたとえ。 ・文章 テスト前に生徒の個人的な相談に乗ることは、控えたほうがいい。李下に冠を正さずというだろう。

少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)

・意味 若いと思っているうちにすぐ年をとってしまう学問はなかなか成就しない。寸暇を惜しんで勉強せよということ。 ・文章 少年老い易く学成り難しというから、油断せずしっかり勉強しなさい。

弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)

・意味 弘法大師のような書の名人でも、書き損じることがある。その道に長じた人でも時には失敗することがあるというたとえ。猿も木から落ちる。 ・文章 彼が失敗するなんて本当に弘法にも筆の誤りだ。

身から出た錆(みからでたさび)

・意味 自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむこと。自業自得。 ・文章 身から出た錆によって、自分の行いツケが回ってきた。

雀の涙(すずめのなみだ)

・意味 ごくわずかなもののたとえ。 ・文章 新型コロナウイルスの影響で助成金が出るとは言え、雀の涙程度だ。

命あっての物種(いのちあってのものだね)

・意味 何事も命あってできることで、死んでは何にもならない。 ・文章 新型コロナウイルス感染拡大の中で、感染せず生きている事に対して、命あっての物種と改めて感じている。

暖簾に腕押し(のれんにうでおし)

・意味 少しも手ごたえや張り合いがないことのたとえ。 ・文章 かつては息子との将棋やキャッチボールは暖簾に腕押しでお遊びの延長だったが、だんだんと成長するつれてこちらがまったく歯が立たず老いてゆくばかりの思考と体力が情けなくなった。

骨折り損の草臥れ儲け(ほねおりぞんのくたびれもうけ)

・意味 苦労しても、疲れるだけで、少しも成果が上がらないこと。 ・文章 せっかく最高の売上高を記録したのに、準備に予算を使いすぎて利益がほぼ出ず、骨折り損の草臥れ儲けだ。

人間至る処青山有り(じんかんいたるところせいざんあり)

・意味 故郷ばかりを骨を埋めるべき土地ではない。大志を抱いて、郷里を出て大いに活動すべきである。 ・文章 君の才能は世界中のひとたちの助けになるものだ。人間至る処青山有りということばを信じて、君の力を必要としているところへどんどん行って、頑張ってくれたまえ。

鬼の居ぬ間に洗濯(おにのいぬまにせんたく)

・意味 怖い人や気兼ねする人のいない間に、思う存分くつろぐこと。 ・文章 今日は両親が留守だから、勉強をさぼってゲームをしよう。鬼の居ぬ間に洗濯だ。

茶碗を投げれば綿で抱えよ(ちゃわんをなげればわたでかかえよ)

・意味 相手が茶碗を投げてきたら、柔らかい綿で受け止めなさい、つまり、相手が強い態度で迫ってきても柔らかい態度で対応すれば相手の気持ちも静まること。 ・文章 だめだよ奥さん、夫婦げんかのときは、こっちも同じ調子で怒っちゃ負け。茶碗を投げれば綿で抱えよっていうじゃない。むきにならないことね。

清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)

・意味 思い切って大きな決断を下すこと。山の斜面にせり出すように造られた清水寺の本堂から飛び降りることにたとえていった。 ・文章 彼は清水の舞台から飛び降りる思いで車を買った。