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2月, 2025の投稿を表示しています

自然に還れ(しぜんにかえれ)

・意味 社会の因襲による悪影響から脱し、人間未来の自然の状態に還れという、ジャン=ジャック・ルソーの呼び掛け。 ・文章 美しい自然に還れ。

石亀の地団駄(いしがめのじだんだ)

・意味 身の程を考えないで、他をまねようと力んでも限界があることのたとえ。石亀も地団駄。 ・文章 石亀の地団駄という、人を羨まず置かれた場所で咲けばいい。

富士は磯(ふじはいそ)

・意味 その物事に比べれば、日本一高い富士山も浅い磯と同様である。比較にならないほどすぐれているさまをいう。 ・文章 富士は磯といふ上略なり。

絵になる(えになる)

・意味 その光景がある意味合いを感じさせたり、人の動作などが美しい型をもっていたりして、そのまま絵の題材になりそうである。 ・文章 この景色は絵になる。

爪で拾って箕で零す(つめでひろってみでこぼす)

・意味 こつこつと苦労して蓄えたものを、一度に使い果たすことのたとえ。 ・文章 みんなで大切に集めた資料だったのに、洪水で流されました。爪で拾って箕で零した思いです。

七重の膝を八重に折る(ななえのひざをやえにおる)

・意味 ていねいなうえにもていねいな態度をとって、わびたり願ったりする。 ・文章 七重の膝を八重に折って謝れば、きっと彼も分かってくれると思うよ。

唇亡びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)

・意味 互いに助け合う関係にあるものの一方が滅びると、他の一方も危うくなるたとえ。唇亡歯寒。 ・文章 唇亡びて歯寒しというように、僕と君はこれからも助け合っていこう。

当たらずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)

・意味 ぴったり当たっていなくても、それほど見当が外れてはいないようす。 ・文章 茶屋への不義理と無心の請求、当たらずと雖も遠からずだろう。

一夫関に当たれば万夫も開くなし(いっぷかんにあたればばんぷもひらくなし)

・意味 一人が関所を守れば、万人の力をもってしても通れない。きわめて険しく、守りの堅い所をいう。 ・文章 一夫関に当たれば万夫も開くなしという場所に城を築く。

鼠壁を忘る壁鼠を忘れず(ねずみかべをわするかべねずみをわすれず)

・意味 ネズミは自分がかじった壁のことなど忘れているが、壁はネズミにかじられたことを忘れない。苦しめられた恨みは長く消えないことのたとえ。 ・文章 人を敵に回さないよう生きないと、鼠壁を忘る壁鼠を忘れず生涯恨まれることになる。

小の虫を殺して大の虫を助ける(しょうのむしをころしてだいのむしをたすける)

・意味 小さなことは犠牲にしても、重要なことを守る。小を捨てて大に就く。大の虫を生かして小の虫を殺す。 ・文章 小の虫を殺して大の虫を助けるような世の中は、弱者にとって生きにくい。

上見ぬ鷲(うえみぬわし)

・意味 鷲は他の鳥を恐れず、警戒の為に空を見上げる必要がない。何も恐れはばからぬさまをいう。上見ぬ鷹。 ・文章 社長病にかかった彼は、まさに上見ぬ鷲だ。