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7月, 2024の投稿を表示しています

人参飲んで首縊る(にんじんのんでくびくくる)

・意味 高価な朝鮮人参薬を飲んで病気を治したが、金銭に窮して首をくくる。前後のことをよく考えなかったり、身分不相応のことをしたりして身を滅ぼすことのたとえ。 ・文章 治療にお金をかけて、人参飲んで首縊るようでは本末転倒だ。

習い性と成る(ならいせいとなる)

・意味 習慣は、ついにはその人の生まれつきの性質のようになる。 ・文章 最後まであきらめず、投げ出さずに一歩ずつコツコツ物事を続けることが、習い性と成っています。

虎に翼(とらにつばさ)

・意味 ただでさえ強い力をもつ者にさらに強い力が加わることのたとえ。 ・文章 スタイルは良かったが顔が不細工だった彼女が整形するなんて虎に翼だ。

朝顔の花一時(あさがおのはないっとき)

・意味 物事の衰えやすいことのたとえ。槿花一日の栄。 ・文章 朝顔の花一時という頃もあったのよと、母は若い時の話をするのが好きだ。

頂く物は夏も小袖(いただくものはなつもこそで)

・意味 もらえる物なら役に立たない物でももらう。欲深いたとえ。夏も小袖。 ・文章 頂く物は夏も小袖でした。

死んで花実が咲くものか(しんではなみがさくものか)

・意味 生きていてこそいい時もあるので、死んでしまえば、万事おしまいである。死んで花実が生るものか。 ・文章 仕事に失敗したくらいで死にたいだなんて、死んで花実が咲くものか。

恋は盲目(こいはもうもく)

・意味 恋におちると、理性や常識を失ってしまうということ。 ・文章 恋は盲目とは恐ろしいものだ。

泣く子も黙る(なくこもだまる)

・意味 聞き分けなく泣いている子供も急に黙ってしまうほど、威力や勢力のあることのたとえ。 ・文章 空手教室のコーチは、泣く子も黙る鬼コーチといわれている。

方を付ける(かたをつける)

・意味 物事の決着をつける。始末をつける。 ・文章 過去のことにきちんと方を付けてから、君と結婚しようと思う。

笑い三年泣き三月(わらいさんねんなきみつき)

・意味 義太夫節の稽古では、笑い方のほうが泣き方よりずっと難しいということ。 ・文章 笑い三年泣き三月があった。

水と油(みずとあぶら)

・意味 水と油が互いに溶け合わないように、性質が合わず、しっくり調和しないこと。油と水。油に水。 ・文章 アウトドアの私とインドアなあの人は水と油の関係だろう。

上前を撥ねる(うわまえをはねる)

・意味 他人に取り次ぐ賃金や代金の一部を自分のものとする。かすめとる。上前を取る。ピンはねをする。 ・文章 上前を撥ねてばかりでは取引先に良い思いをされない。

借りてきた猫(かりてきたねこ)

・意味 ふだんと違って、非常におとなしいありさまの形容。 ・文章 人見知りをしてしまい新しい職場では借りてきた猫のようになってしまう。

根浅ければ則ち末短く本傷るれば則ち枝枯る(ねあさければすなわちすえみじかくもとやぶるればすなわちえだかる)

・意味 根元が深くしっかりしていなければ枝葉もよく伸びず、幹が傷んでいると枝葉も枯れる。基礎がしっかりしていないものは伸びがなく、すぐだめになるということ。 ・文章 どんな天才でも基礎練習を省くと、根浅ければ則ち末短く本傷るれば則ち枝枯るように、成長できない。

鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす(なくせみよりもなかぬほたるがみをこがす)

・意味 あれこれ口に出す者より、何も言わない者のほうが情が深いというたとえ。 ・文章 付き合うなら鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がすような人がいいな。

尻尾を巻く(しっぽをまく)

・意味 立ち向かう気持ちをなくす。降参する。 ・文章 僕はやられっぱなしで尻尾を巻くような根性なしではない。

平和に対する罪(へいわにたいするつみ)

・意味 戦争犯罪の一。侵略戦争や国際条約等に違反する戦争を計画・開始・遂行し、また、その目的で共同の計画や謀議に参画した行為をさす。第二次大戦に規定され、ニュルンベルク裁判や極東国際軍事裁判で重視された。 ・文章  第二次大戦を契機とする平和に対する罪と人道に対する罪。

蛍二十日に蝉三日(ほたるはつかにせみみっか)

・意味 蛍と蝉の盛りが短いこと。物事の盛りの短いことのたとえ。 ・文章 蛍二十日に蝉三日がある。

踏んだり蹴ったり(ふんだりけったり)

・意味 重ね重ねひどい目にあうこと。 ・文章 踏んだり蹴ったりで悪い事ばかり続くと、嫌になる。

手の平を返す(てのひらをかえす)

・意味 言葉や態度などが、それまでとがらりと変わる。手の裏を返す。 ・文章 たった一度の失敗で、こんな手の平を返すような態度をとるなんてひどい話だ。

向かう所敵無し(むかうところてきなし)

・意味 非常に強くて、どんな相手にも負けない。 ・文章 千代の富士は、向かう所敵無しだった。

百も承知(ひゃくもしょうち)

・意味 言われるまでもなく、十分わかっていること。 ・文章 その事件の再審理に時間がかかることくらいは百も承知だ。