医者の不養生(いしゃのふようじょう) 10月 31, 2023 ・意味 人に養生を勧める医者が、自分は健康に注意しないこと。正しいとわかっていながら自分では実行しないことのたとえ。 ・文章 医者の不養生よりも、政治家の問題発言が鼻に付く。 続きを読む
将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ) 10月 26, 2023 ・意味 大きな目的を達するには、それに直接あたるより、周辺のものからかたづけていくのが早道である。 ・文章 あの周辺に工場を建てるなら、将を射んと欲すれば先ず馬を射よというから、住民の支持を得るほうがいい。 続きを読む
病は気から(やまいはきから) 10月 26, 2023 ・意味 病気は、その人の心の持ち方しだいで軽くもなるし、また重くなるということ。 ・文章 病は気からと言うのは、本当に医学的にも証明されている。 続きを読む
木に竹を接ぐ(きにたけをつぐ) 10月 26, 2023 ・意味 違う性質のものをつぎ合わせる。前後関係や筋が通らないことのたとえ。 ・文章 どいつもこいつも木に竹を接ぐような話をする奴ばかりなので、段々と自分の殻に閉じこもるようになった。 続きを読む
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや(えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや) 10月 26, 2023 ・意味 ツバメやスズメのような小さな鳥には、オオトリやコウノトリのような大きな鳥の志すところは理解できない。小人物には大人物の考えや志がわからない、というたとえ。 ・文章 わたしのような小さな人間には、総理大臣の大志などわかるはずはない。燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんやだ。 続きを読む
世乱れて忠臣を識る(よみだれてちゅうしんをしる) 10月 26, 2023 ・意味 世の中が混乱したときに、真の忠義の臣が誰であるかがわかる。 ・文章 国が混乱に陥ったが、そのおかげで世乱れて忠臣を識る。誰が真の忠臣か分かった。 続きを読む
言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし) 10月 26, 2023 ・意味 口で言うのはたやすいけれども、それを実行することはむずかしい。 ・文章 少し高い目標を掲げてみたら、先生に言うは易く行うは難しだと言われた。 続きを読む
遠くの親類より近くの他人(とおくのしんるいよりちかくのたにん) 10月 26, 2023 ・意味 遠方より親類よりも近隣にいる他人の方が頼りになる。また、疎遠な親類よりも親密な他人のほうが助けになる。 ・文章 コロナ禍の今では遠くの親類より近くの他人とは思えず、街を歩くどいつも陽性のウイルス拡散者にしか見えなくもなく、頼った瞬間に高熱にうなされそうだ。 続きを読む
見ると聞くとは大違い(みるときくとはおおちがい) 10月 18, 2023 ・意味 人から聞いて想像するのと、実際に見るのとでは、大変な相違がある。 ・文章 とてもかわい子が隣のクラスにいるよという話を聞いて、実際に見に行ったが、見ると聞くとは大違いでがっかりした。 続きを読む
痘痕も靨(あばたもえくぼ) 10月 18, 2023 ・意味 恋する者の目には、相手のあばたでもえくぼのように見える。ひいき目で見れば、どんな欠点でも長所に見えるということのたとえ。 ・文章 彼女のことなら、痘痕も靨。不思議と何でも許せてしまうよ。 続きを読む
下手な鉄砲も数撃てば当たる(へたなてっぽうもかずうてばあたる) 10月 18, 2023 ・意味 下手でも数多く試みれば、まぐれ当たりで成功することもある。 ・文章 下手な鉄砲も数撃てば当たるから、宝くじ買い続ければいつか見返りがあるはず! 続きを読む
濡れ手で粟(ぬれてであわ) 10月 18, 2023 ・意味 濡れた手で粟をつかめば粟粒がたくさんついてくるように、ほねをおらずに多くの利益を得ること。やすやすと金もうけをすること。 ・文章 あいつはいつも濡れ手で粟で飄々とうまくやってきた。 続きを読む
提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね) 10月 18, 2023 ・意味 つりあいがとれないことのたとえ。 ・文章 あの超有名な女優と芸人の結婚は、提灯に釣り鐘と言うと失礼だが、かなり意外だった。 続きを読む
短気は損気(たんきはそんき) 10月 18, 2023 ・意味 短気を起こすと、結局は自分の損になる。「損気」は「短気」に語呂を合わせたもの。短気をいましめた言葉。 ・文章 短気は損気なのでイライラをしないように心がけたい。 続きを読む
爪の垢を煎じて飲む(つめのあかをせんじてのむ) 10月 18, 2023 ・意味 格段にすぐれた人の爪の垢を薬として飲んでその人にあやかるように心がける。 ・文章 爪の垢を煎じて飲んで師匠に認められたい。 続きを読む
思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ) 10月 18, 2023 ・意味 何かをしようという気持ちになったら、その日が吉日と思ってすぐに始めるのがよい。思い立つ日が吉日。 ・文章 父の教えの通り、勉強は思い立ったが吉日だった。 続きを読む
人の振り見て我が振り直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ) 10月 18, 2023 ・意味 他人の行いの善悪を見て、自分の行いを反省し、改めよ。 ・文章 私の座右の銘は人の振り見て我が振り直せだ。 続きを読む
朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる) 10月 18, 2023 ・意味 人は交わる友達によって、善悪どちらにも感化される。 ・文章 朱に交われば赤くなるという言葉を信じ、とあるコミュニティに入ってみた。 続きを読む
山椒は小粒でもぴりりと辛い(さんしょうはこつぶでもぴりりとからい) 10月 18, 2023 ・意味 山椒の実は小さくても非常に辛い。からだは小さくても、気性や才能が鋭くすぐれていて、侮れないことのたとえ。 ・文章 多様性が認められ活躍する現代社会は、それこそ山椒は小粒でもぴりりと辛いという人が至る所にいる。 続きを読む
狐と狸の化かし合い(きつねとたぬきのばかしあい) 10月 18, 2023 ・意味 悪賢い者どうしが互いにだまし合うことのたとえ。 ・文章 業界では有名なブラック企業同士が狐と狸の化かし合いのように醜いつぶし合いをしているらしいのですが、どちらが勝っても社員にはいいことはないでしょう。 続きを読む
腹が減っては軍は出来ぬ(はらがへってはいくさはできぬ) 10月 18, 2023 ・意味 空腹では十分に活動できない。よい働きをするには、腹ごしらえが第一である。 ・文章 この機械の修理には時間がかかりそうだから、腹が減っては軍は出来ぬともいうし、今のうちに御飯を食べておこう。 続きを読む
地震雷火事親父(じしんかみなりかじおやじ) 10月 16, 2023 ・意味 世間でたいへん恐ろしいとされているものを、その順に並べていう言葉。 ・文章 うちの父は、地震雷火事親父の言葉通りに怖い存在だ。 続きを読む
コロンブスの卵(コロンブスのたまご) 10月 16, 2023 ・意味 だれでもできそうなことでも、最初に行うことはむずかしいということ。 ・文章 コロンブスの卵を知ると、これまでの自分の無知無能ぶりが露わになって少々恥ずかしい。 続きを読む
鵜の真似をする烏(うのまねをするからす) 10月 16, 2023 ・意味 自分の能力をよく考えず、みだりに人まねをすると、必ず失敗するということのたとえ。烏が鵜の真似。 ・文章 インターネットで情報を集めただけなのに専門家を気取るなんて、鵜の真似をする烏になるだけし、すぐにボロが出るからやめた方が良い。 続きを読む
生兵法は大怪我の基(なまびょうほうはおおけがのもと) 10月 16, 2023 ・意味 少しばかりの知識や技術は、それに頼ったり自負したりして、かえって大失敗をすることのたとえ。生兵法は大疵のもと。 ・文章 生兵法は大怪我の基と言う通り、念には念を入れてプランを練るように。 続きを読む
豆腐に鎹(とうふにかすがい) 10月 16, 2023 ・意味 少しも手ごたえがなく、ききめがないたとえ。糠に釘。 ・文章 どうせ何を言っても豆腐に鎹だと、上京する息子を黙って見守る事に決めた。 続きを読む
一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝う(いっけんきょにほゆればばんけんじつをつたう) 10月 16, 2023 ・意味 一人がいいかげんなことを言うと、世間の多くの人はそれを真実のこととして広めてしまうということのたとえ。一犬形に吠ゆれば百犬声に吠ゆ。一人虚を伝うれば万人実を伝う。 ・文章 週刊誌のデマ記事のせいで一犬虚に吠ゆれば万犬実を伝うとなり、僕の名誉は棄損された。 続きを読む
窮鼠猫を噛む(きゅうそねこをかむ) 10月 16, 2023 ・意味 追いつめられた鼠が猫にかみつくように、弱い者も追いつめられると強い者に反撃することがある。 ・文章 窮鼠猫を噛むの精神があれば、社会に出てからの苦労も耐えられるものだ。 続きを読む
玉に瑕(たまにきず) 10月 16, 2023 ・意味 それさえなければ完全であるのに、ほんの少しの欠点があること。 ・文章 初めて見た時から彼女は最高に美しいが、その美人すぎる点が他の男を吸い寄せるので玉に瑕となる。 続きを読む
一寸の光陰軽んずべからず(いっすんのこういんかろんずべからず) 10月 09, 2023 ・意味 わずかな時間でもむだに過ごしてはいけない。 ・文章 一寸の光陰軽んずべからずというように、研究に励もうと思っている。 続きを読む
柳に雪折れ無し(やなぎにゆきおれなし) 10月 09, 2023 ・意味 柳の枝はよくしなうので雪の重みで折れることはない。柔らかいものは、堅いものよりかえってよく持ちこたえるというたとえ。 ・文章 あの子は、柳に雪折れ無しという言葉そのもので、どこの派閥にも属することなく、しなやかで世渡り上手だった。 続きを読む
故きを温ね新しきを知る(ふるきをたずねあたらしきをしる) 10月 09, 2023 ・意味 古典や伝統、先人の学問など、昔の事柄の研究を通して、新しい意味や価値を再発見する。温故知新。 ・文章 歴史って何のために勉強するのだろうと思っていたけれど、故きを温ね新しきを知るという言葉を知ってからは、学ぶ意義を知ったので楽しくなった。 続きを読む
終わり良ければ全て良し(おわりよければすべてよし) 10月 09, 2023 ・意味 物事は、結末さえよければ、発端・過程がまずくても問題にならないということ。 ・文章 途中がどんなに悪かろうと、終わり良ければ全て良しなんだよ。 続きを読む
金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ) 10月 09, 2023 ・意味 金銭で成り立っている関係は、金がなくなれば終わるということ。 ・文章 金の切れ目が縁の切れ目な関係にはなりたくない。 続きを読む
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい) 10月 09, 2023 ・意味 その人を憎むあまり、その人に関係のあるものすべてが憎くなるというたとえ。 ・文章 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いというように相手の両親まで憎いと感じる。 続きを読む
飼い犬に手を噛まれる(かいいぬにてをかまれる) 10月 04, 2023 ・意味 ふだんから目をかけてやっている者に裏切られ、ひどい目にあう。 ・文章 これまで飼い犬に手を噛まれる事が何度に遭ったので、今更もう一度騙されても何とも思わない。 続きを読む
船頭多くして船山に上る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる) 10月 04, 2023 ・意味 指図する人間が多いために統一がとれず、見当違いの方向に物事が進んでしまうたとえ。 ・文章 船頭多くして船山に上るにならぬ様にみんなで協力する必要がある。 続きを読む
長い物には巻かれよ(ながいものにはまかれよ) 10月 03, 2023 ・意味 勢力・権力のある者には、逆らわないほうが得である。長い物には巻かれろ。 ・文章 出世のためなら長い物にも巻かれる。 続きを読む
二度あることは三度ある(にどあることはさんどある) 10月 03, 2023 ・意味 二度あったことは必ずもう一度ある。物事は繰り返されるものである。 ・文章 このような状況になったのは、二度あることは三度あるものだという認識が不足していたからです。 続きを読む
心頭を滅却すれば火も亦涼し(しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし) 10月 03, 2023 ・意味 無念無想の境地に至れば、火も熱くは感じなくなる。どんな苦難にあっても、それを超越した境地に至れば、苦しいとは感じなくなるものである。甲斐恵林寺の快川紹喜が織田信長に攻められ火をかけられた時に、この偈を発したという。 ・文章 クーラーはないが、心頭を滅却すれば火も亦涼しだ。 続きを読む